リアス・アーク美術館 展覧会紹介 あれから12年～再読～ファイト新聞展

リアス・アーク美術館コレクションによる夏季特別展『あれから12年～再読～ファイト新聞展』のご案内になります。
　東日本大震災が発生した2011年3月11日以降、多くの地域住民らが避難していた気仙沼小学校で、数名の子どもたちがわずかな筆記具とコピー用紙を用いて小さな壁新聞を作りました。「いっしょにがんばりましょう！」との思いをつづった「ファイト新聞」の誕生です。震災発生からわずか1週間後のことでした。
　本展ではリアス･アーク美術館が収蔵する「ファイト新聞」のオリジナル原稿の一部と、精巧に再現されたレプリカ55点とその他関連資料、解説パネル等の展示を通して、東日本大震災の被災を経験した子供たちが日々感じていた様々な想い、「ファイト新聞」という一つの表現活動が全国的な注目を浴びることで生じた様々な出来事など、その二面性も含め再検証いたします。
　なお、本展はリアス･アーク美術館と一般社団法人ファイト新聞社による共同開催展であり、本展で掲示しているファイト新聞各号の解説やコメントなどは、ファイト新聞社並びに、同新聞の執筆編集を行ったメンバーよりご提供いただいています。この機会に当事者たち（当時の子供たち）の思いを共有していただければ幸いです。
観覧無料、開催期間2023年8月5日(土)～8月27日(日)となっております。
詳細は当館ＨＰをご参照ください。
リアス・アーク美術館-Rias Ark Museum of Art-
www.riasark.com
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